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2008年5月

五月―

日本の大部分の地域は、美しい若葉時です。
いまごろは、若葉晴れ、若葉曇り、若葉雨、若葉寒(ざむ)そしてさわやかに吹き渡る若葉風など、天気の言葉に若葉をかぶせるだけで、それなりの趣が感じられます。
クス、カシ、シイなどの常緑樹は、またいまが落葉の季節です。
これから育つ若葉を見て、古い葉が次々に枝から離れていきます。
静かな新旧交代
―五月はそんな季節でもあります。


パーティーのすすめ―

この季節は心がウキウキ、何か行動を起こしたくなります。
友人を募ってパーティーなどいかがでしょう。
場所は?誰が準備するの?という声が聞こえてきそうですが、欧米では自宅に仲間を呼んで、食堂で椅子を取り払いテーブルの周りで立食形式にて会話を楽しみます。
飲み物と食べ物は皆で持ち寄ります。
欧米人が考えるパーティーは第一が会話であって、飲食は二の次なのです。


五月パーティーにおすすめの飲み物は―

気温が上昇すれば泡もの。
といえば、すぐにビールを思い浮かべますが、シャンパンがオシャレ。
その後は、この季節にぴったりの白ワイン「ソービィニヨン・ブラン」。
このさわやかな辛口ワインは、若草の香りが感じられます。
次に、軽めの赤ワインを冷やして、日本酒がお好みなら、生酒がおすすめです。


パーティー翌日の二日酔いを防ぐには―

「和(やわらぎ)水」をテーブルに準備しておきます。
宴も酣(たけなわ)となれば、皆がほろ酔い気分。
ここで水入りとシャレこみましょう。
おおよそ、飲んだアルコール量の倍の水を飲んでおけば、翌日の悪酔いがないようです。
余談ですが、聖徳太子の『十七条憲法』に「和(やわらぎ)を似(も)って貴(たっと)しとし、忤(さか)うるなきを宗とす」とあるように、日本人は「争いの心」を極度に嫌い、「和」を貴ぶことを大切にしてきました。
この教えから、「和(やわらぎ)水を似(も)ってパーティーを盛り上げましょう」。




コラム著者
ワインアドバイザー【(社)日本ソムリエ協会認定】
きき酒師【SSI認定】
フードオーガナイザー(食養管理士)【FBO認定】
中村 正法



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